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執筆者の写真Junko Koda

公共工事受注と財務会計

私が所属する東京都行政書士会渋谷支部の支部長である小林裕門先生が書かれた書籍

「公共工事」受注の最強ガイド は、私的には“ほぼ財務会計(*1)のお話だ”と思いました。

(*1)企業外部の人たちに対して、営業活動の成果を見せるための会計<外部報告会計>

公共工事を請けたい会社がスタートラインに立つ(申請や入札参加)のお話にとどまらず、ターゲットの入札枠をどう選ぶのがよいか、そのターゲットの入札に参加し続けるには!?などが惜しみなく書かれています。ほんとに惜しみなく・・・。


20年超の経理経験の中で、

大企業だと日次出納チーム、税務申告チーム、開示・財務会計チーム等に分かれていて、日次・月次処理では50万円以下は間違った処理でも進めてしまい、各決算の際に税務申告や開示のために調整してきっちり財務会計がなされている感じでしたが、

中小企業では、税務申告さえできていてキャッシュさえあれば、内容は特にどちらでもOK~という場面に遭遇してきました。


そんな中小企業でも、ある程度の規模になると、そんな大雑把な感じでは存続が難しくなり、急に管理会計(*2)の必要性がでてきたり、銀行から借り入れをした際には、財務会計を意識して作られた試算表を毎月提出する必要がでてきたりするので、そんな急な業務構築にお応えするために、6年前から経理職人Jカンパニーとして活動しております。

(*2)現状把握や経営判断を行なうことを目的として企業内部の経営管理者が見る会計情報<内部報告会計>

公共工事を受注するための入札に参加したい中小企業は、「税務申告さえできればOK~」ではNGなのですね。

お役所の方に“見られる”ことを意識して日頃の会計処理をされると、決算の時・経営状況分析を受ける際に慌てなくて済みますね。


是非この書籍を読んでください。

そして建設業財務諸表が難しそう💦と感じられましたら、是非ご依頼ください。


本業・兼業でごちゃ混ぜになってしまって困っている場合は、部門やセグメント別に損益を出せるようにもいたしますし、本にも書かれていた『収益は上に、費用は下に』するための作戦会議で叩き台となる数値を作るための管理会計も同時に行えるようにします。


お任せくださーい୧(⑅˃ᗜ˂⑅)୨


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